MovingMovies

ネバダ・スミスのMovingMoviesのレビュー・感想・評価

ネバダ・スミス(1966年製作の映画)
4.0
【しっかりした脚本】
スティーブ・マックイーンには脱走が似合う。ゲッタウェイ、パピヨン、大脱走。助けられる男でもある。パピヨンでも南の島の原住民のひとに助けられていた。そして追い詰める男でもある。夜の空港で犯人を追うブリット、遺作は文字通りハンターだ。
本作では、やたらとボーイとか呼ばれて16歳の少年の役だそうだが、1966年のマックイーンは36歳。そして彼はわりと老け顔なのだ。すごい配役。
ミシシッピの監獄は沼に阻まれた「島流し」のようだ。
ネイティブ・アメリカンとのかかわり、復讐への強い意志、復讐のために巻き込んでしまう人など脚本、構成の優れた作品と思いました。