とても明るい映画で異文化ギャップコメディが思ったより楽しめる。田舎町をコスプレにしか見えない服装で歩く姿だけでも笑いがこみ上げる。ジェーンとの恋愛パートもいじらしくて良かった。
挫折から成長していく物語も安定していて目新しさはないものの見ていてストレスがない。なんといってもソーを演じたクリス・ヘムズワースの快男児っぷりが良くて陽性な雰囲気がこの映画を支えてる。悩む素振りも見せずただ前を見続ける。その姿はヒーロー映画としてなかなか新鮮。
序盤の氷の国でのハンマーを使ったアクションは爽快でゲームでプレイしたいなと思ったり。それ以降は目立ったアクションはなしかな。ヴィランとしてロキのキャラが立ちすぎているのでその辺りは気にならないけど。ロキがいつも不安げな顔をしているのでこちらとしても大丈夫か？その作戦！と心配してしまう稀有なキャラです。
３作あるソーの映画でこれが１番。面白すぎないのがいいかも。
