さうすぽー

マイティ・ソーのさうすぽーのレビュー・感想・評価

マイティ・ソー(2011年製作の映画)
3.4
自己満足点 66点

マーベルヒーローの映画の中で書いてると思ってたら何故かレビュー書き忘れてたので書きました。

MCUの映画は基本的に好きですが、正直言うとマイティ・ソーのシリーズはそんなに思い入れが無く、この作品もそこまで思い入れは無いです。
観てて楽しい映画であるとは思うのですが。


今やハリウッド俳優の中でも超大物となってるクリス・ヘムズワースがソーを演じ、一躍ブレイクしていますが、この役はかなりはまり役だと思います。
ソーの豪快さと強さが見事に体現されてますし、ユーモアのある要素も彼に合っていました。

そして、ヒロインを演じたナタリー・ポートマンも凄く良いです。
ナタリーは元々凄く綺麗ですし、彼女の上品さと勇敢さがヒロインに合ってました。

ロキに関しては他の作品では結構小物感が出ていますが、今作では彼なりの葛藤や兄に対する複雑な感情等が描かれていてシリーズで一番深みのあるロキでした。

ただ、アベンジャーズよりも前の作品である上にそこまで予算が掛けられたかったためか、CGがあまり良くない所が結構気になりました。
元々西洋神話をベースにしたファンタジー色が強いシリーズなので、CGが多くなるのは理解出来るのですが、それ故に予算を相当投じてかなりリアルにさせないとチープに感じてしまいます。
特にアスガルドの時はCGの安さが目立っていて気持ちが離れてしまいます。

あと、ソー自身もそんなに思い入れがないです。
元々強いヒーローだからか、彼の葛藤にもそんなにピンと来ないし、アイアンマンのようなユニークさやキャプテン・アメリカのような憧れを持てる人物ではないです。


レビュー書いてて思ったのですが、
レビューを書かなかった理由は、思い入れがない上にそんなに強く語ることが無いからだと気付きました(笑)

う~ん、決して嫌いな映画では無いのですが、個人的に観た後にそこまで心に残らない映画かもしれないです。