自己満足点 36点
マジで何がしたいのこれ?
「突然何故か自分が襲われる」という恐怖にかられるフランスのスリラー映画。
この題材自体は良いと思います。
前述のコンセプトだけでも緊張感を楽しめそうだったので期待を込めて鑑賞したのですが...
良かったのは前半の30〜40分くらいですね。
最初は襲われるのが主人公だけだったので、「これもしかして主人公の妄想で精神疾患との闘いか?」とか、怪しげな老人に会って特定のサイトでSNSを何故か遮断するというのもカルト宗教感が出ていて良かったです。
...ただ、その要素は後半になるとほとんど意味をなさなくなってしまいました。
中盤から突然ヒロイン的存在の女性が登場するのですが、そこから悪い意味で展開が変わってしまいました。
襲われるのは主人公だけじゃなくなるし、ストーリーが進むにつれて「何だこれ?」という感じで全く楽しめませんでした。
カルト宗教感満載なサイトも全然意味をなさなくなってるし、ストーリー構成もヘンテコなのでかなりガッカリです。
おまけに人に襲われる場面もそんなに怖さを感じなかったので良い所がかなり少ない作品でした。
ミニシアターで観ただけに非常に残念です。