はま

ジキル&ハイドのはまのレビュー・感想・評価

ジキル&ハイド(1996年製作の映画)
2.9
これも何で録画してたか思い出せないけど何となくなんだろうなぁ…というのも「ジキルとハイド」という言葉自体は知っていても、その物語やキャラクターのことは全く知らないなぁとふと思ったから。

今作はその元々の有名な小説を基に作られたまた別の小説の映像化らしく、ジキル博士の真実に踏み込んでいくメイドが主人公。
でも元々の小説がどーたらこーたらとか知らずに観ていたし「ジキルとハイド」への勝手なイメージがあったから、見終わってから思ったのは「えぇ…こんなファンタジーなん…?」って感じでした(笑)

いや、現代における「ジキルとハイド」のイメージって、ただの解離性二重人格って感じ(見た目は変わらないけど"まるで別人のよう"みたいな)だと思うんですけど、元々の「ジキル博士とハイド氏」は薬でそれこそ(見た目まで)別人に変わってしまう設定だったんですね(!)。
そこが最初は「うそぉ」ってかなり突飛に思えてしまってビックリしたんですけど、原作からこうならそうなのだろう…すごいお話だ…

あらすじを読んだ時は「危うさを感じながらもハイド氏に惹かれていくメイド」的な感じでロマンス要素強めなんかな?と思ったけど案外そうでもなかったし血がいっぱい☺️あかーい
ジョン・マルコヴィッチとジュリア・ロバーツの配役ミスみたいな声もあったみたいだけど私は案外嫌いじゃなかったです。

まぁ「面白いか」と言われたら「地味だった」と答えるけど…
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