これは始めて観ました
後期のサークの中では下の方といっても元々の水準が高いけど
ジューンアリソンはアメリカの良妻イメージだから、こういった芝居より、やはり夫を支える的なステレオタイプな奥方像を思い浮かんでしまう。
モーツァルトの生家(ホンモノ?)とか美術が美しかった。
カメラは本作も後期サークで暴れまくっているラッセル・メティじゃないので基本芝居に従属
最後までどっちに行くのか分からなかった。
「他に道はないの」とジューンアリソンが言って別れるのがサーク的な台詞だ
精神がおかしくなっているマリアンネコッホ湖での入水自殺未遂ショットが美しい。
なんでもないところからいとも簡単に演出してしまうところやはり只者の監督ではないな