このレビューはネタバレを含みます
アメリカの、先住民討伐の際、女、子供まで、撃ち殺し、そのトラウマで、アルコール中毒になった、主人公の、『ネイサン』が、日本で、新政府軍の、軍事訓練の、教官として、雇われるが、中途半端に、軍事訓練の途中で、軍が、日本の侍軍団討伐に、向かわされるとの、命を受け、自ら軍の先頭に立つ。その際、日本の侍軍団を率いる、『カツモト』に、その武人としての、根性に、武士道に近い物を感じ、捕虜にされる。そして、『ネイサン』は、侍村の生活と、『カツモト』との会話で、武士道に目覚め、トラウマも解消し、アメリカ人ながら、真の侍となる。その後、アメリカに帰ろうとするが、『カツモト』が、見捨てられず、『カツモト』を助け、『カツモト』と共に、侍軍団を率い、訓練を終え、更に、新兵器、『ガトリングガン』などの、武器を導入した、新政府軍に、戦いを挑む。戦いの結果、侍軍団は、戦には、敗れるが、生き残った『ネイサン』は、『カツモト』の刀を、天皇に届け、武士道という、日本人の、誇りの大切さを、認識させた。時代が、変われば、新しい物が、導入される。だが、古くとも、『武士道』は、日本人の誇り。新しくて、いい物は、導入すべき。そのお陰で、日本は、産業革命、明治維新が、起こり、近代化が、進んだ。だが、古くて、いい物も、忘れてはならない。『武士道』も、その1つ。やはり、新しくて、いい物と、古くて、いい物を、合わせることが、大切だ。この作品内の、戦において、新政府軍を、脅かした、侍軍団の、『武士道精神』が、まさに、そうだろう。『武士道精神』が、あったからこそ、侍軍団は、近代兵器に、一歩も、引かなかった。この戦は、『新しくて、いい物』vs『古くて、いい物』とも、言えるだろう。両方あれば、尚更、いいと言うことだ。