あさと

サイダーハウス・ルールのあさとのレビュー・感想・評価

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)
3.7
孤児院で生まれて育った青年が、外の世界へ飛び出しいろんな経験をするというストーリー。

前半の孤児院のシーンは仕事ができる人の日常という感じでよかったんだけど、中盤から倫理観的なモノが崩れてエグ味が増してきてモヤっとする感じになった。音楽が一貫して感動的な感じだったので、終盤は音楽でごまかすなとツッコミを入れていた。ただ雰囲気はよかったし、全体で見てアカデミー賞7部門にノミネートされたのも頷ける感じの格調はあるように思えた。

キャストは豪華で、主演のトビー・マクガイヤーはスパイダーマンの感じそのままだなと思った。時系列的にはスパイダーマンの方が後だけれども。シャーリーズ・セロンは若い頃を初めて見て、すごくチャーミングだったし、今はいい歳の取り方してるんだなと思った。
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