1970年公開。19世紀のアメリカ。インディアンの襲撃を受け両親を殺された少年はシャイアン族に引き取られて育つ。白人社会とインディアンの社会の間を行き来する。カスター将軍の第七騎兵隊にインディアンの家族、仲間を殺され、その復讐を果たそうとする。その後数奇な運命の物語を歴史家に話す。
先住民族が住んでいる土地に乱入し、略奪、暴行、悪行の数々を繰り返しても、西洋の進んだ技術を持った者たちが正義だった時代の物語。当時の西部劇映画の当たり前を変えた映画ということだが、当時のアメリカではどんな反応だったのだろうか。見ているうちに、パレスチナとイスラエルの紛争とダブって見えてきた139分。
★気になったので調べてみた★
1990年の調査では約180万人のインディアンが米国内で生活している
ヒスパニックとの混血も多いので、実態は更に多い