小さな巨人の作品情報・感想・評価・動画配信

「小さな巨人」に投稿された感想・評価

2021年の一本目。

インディアンに育てられた白人の主人公ジャック・クラブの生涯を、様々な人々との出会いと苦悩の日々で綴るー

歴史上に実在した人物と実際に起きた事件を元にフィクションを交えながら展開する。
リアリティある描写もあれば、時折コメディタッチにも描かれ非常に面白い。
音楽においてはブルース、カントリー調で非常に良かった。

ジャックの前に現れる人物達はそれぞれが異なる生き方を歩んでおり、個性的で惹かれるものがある。

監督は『俺たちに明日はない(1967)』で有名なアーサー・ペン。
本作品個人的には名作だと思うが、当アプリではレビューも少なく評価もそこそこであったので意外。平均点を上げておこうと思う。

『小さな巨人』は、まさにダスティン・ホフマンが適役。
DamKeeper

DamKeeperの感想・評価

4.0
アーサー・ペン×ダスティン・ホフマン。

ダスティン・ホフマンが先住民に育てられるという、ウソかホントか解らない皮肉たっぷりな話。

コメディですが、歴史上の虐殺もちゃんと見せてるので、なんとかガンプとはエライ違いです。
これ渋いよ

ってオススメされた映画。


いや、普通に面白かった。

世代じゃないってだけでほとんど観てないんだけどダスティン・ホフマンって面白い。

続編のウィンドリバー も面白いよ!!
今の映画に無い、リアルさが素晴らしい

新しいものをディスっているわけではないよ
本作も含めて、主人公が自身の不思議な体験を回想する映画は名作が多い気がします(『グリーンマイル』とか!)。

先住民族、ガンマン、怪しい薬売りなどになりきったり、はぐれた妻を捜したりするダスティン・ホフマンの演技がとにかく楽しいです!

ストーリーの壮大さも好み。
とし

としの感想・評価

3.8
2020年11月22日
映画 #小さな巨人 (1970年)鑑賞

#ダスティン・ホフマン 主演
家族を殺されネイティブ・アメリカンに育てられた少年が、その後、白人社会とネイティブ・アメリカン社会を行ったり来たり翻弄されながら生きる男の話

コミカルな演技が上手く、トム・ハンクスとかに通じるタイプですね
✴️ 幼少時にシャイアン族の
捕虜になった白人少年ジャックが
シャイアンの牧歌的生活→
→白人社会へ帰還
→アウトローと邂逅
→部族への帰還
→ヴォシタ川の虐殺
→リトル・ビッグホーンの戦い
を体験するお話し。。。

アメリカの歴史事件の
あちこちに
チャッカリ登場する主人公

"とにかく必死に生きる"ほど
滲み出る喜劇性⁉️

同時代の『ソルジャー・ブルー』と
ともに、西部劇の転換点に位置する
作品として映画史に残る作品

✴️価値観の転換

アメリカ騎兵隊(白人)→正義
インディアン→悪

という図式を真っ向から
ひっくり返して

白人→侵略者
インディアン→犠牲者

と改めて再提示した
制作者勇気に感服👍

✴️アメリカ開拓史の英雄
カスター将軍を批判的に描いた
記念碑的?作品

騎兵隊の先住民虐殺を批判的に
描いており、製作当時の世相から
ソンミ村虐殺を連想させ
ベトナム戦争批判とも受け取れる
アサー・ペン晩年の傑作といっていいでしょう。122歳の老人のほら話を録音しに来る作家。そのほら話がとてつもない壮大な話に。カスター将軍全滅の真相と言う感じだが、裏テーマにベトナム戦争がある。あきらかにインディアン殲滅シーンは、ベトナムの村に火をつけて歩く米軍。「ダンス・ウィズ・ウルブス」の先駆けのような映画。70年代では、インディアンの言葉で話せるわけも無く英語がちと違和感が大きい。ナレーションと明らかにいろんなエピソードが混ぜこぜになっているので都合がいいのだがダスティン・ホフマンの演技力で面白話になっている。フェイ・ダナウェイの70年代は、美しいですね。アメリカ人がコケにされている映画なので興行的に振るわなかったと、そして西部劇もこの後大きく衰退し「ダンス・ウィズ・ウルブス」「許されざる者」までこれといった映画もでてこない冬の時代になったことも付け加えます。
YAZ

YAZの感想・評価

5.0
老人が語るアメリカ近代史の壮大なホラ話

スケール感がハンパなく
永遠に聞いていたいと
物語の力を思い知らされる
これは大作!!
10歳でインディアンにさらわれ、インディアンとして育てられた白人の話。アメリカンニューシネマの一作ですが、インディアン迫害のリアルを知れる内容で、たった140分間で貴重な体験ができました。

白人がいかにインディアン(ネイティブアメリカン)を虐げてきたかがよくわかる映画。一見すると思いテーマに見えそうですが、主人公の奇想天外な人生を面白おかしく綴ってあるので、ガハガハ笑えるシーンもあり、大いに楽しめました。

フェイダナウェイがヒロインということで楽しみにしてましたが、ヒロインの登場時間は全体の1割未満でした笑。
ただインディアン部族と1人の白人男性の物語なので、女性のウェイトが低いのは仕方ないですね。。

ちなみに本作は120歳となった主人公が、過去の記憶を思い出しながら語るという設定なので、どれが真実でどれが虚構なのかわからないところがこの映画のミソですね。(「ビッグフィッシュ」を彷彿とさせるお話でした。もちろんビッグフィッシュよりも30年も前に作られた映画ですが…)

もしかしたら全部本当なのかもしれないけど、もしそうだとしたらぶっ飛びすぎてる。そんな奇異物語、140分間ほとんど飽きることなく見れました。もしアメリカンニューシネマでおすすめを聞かれたら真っ先に挙げたい作品です。
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