瀬口航平

おろしや国酔夢譚の瀬口航平のネタバレレビュー・内容・結末

おろしや国酔夢譚(1992年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

あまり面白くなさそう、と思ってたけど、なかなかに面白かった!!
ロシアの俳優さん目当てで観たけど、どちらかと言うと緒形拳さんや西田敏行さんらの日本の俳優さんのお芝居に魅入った。なんでこんなにうまいのこの人たち、、緒形拳さんとかかっこよすぎる。。。風格すごい。。。

最後が少し皮肉というか、哀しいというか。。。
これが実話なのがすごい。
本当はもっといろいろあったのかもだけども、それでも遠い国の人たちがこんなにも日本人に対して親切にしてくれてたことが意外だったし、素敵だった。何もかも違うからこそ、また新鮮だからこそ、お互いに関心が持てるし、結果親密にもなり得るのかもなあと思った。
異国の寒々しさもあったけど、それでも人を信じたくなる暖かさのある作品だった。
ロシア語覚えたのマジすごい。。

エカテリーナ二世の人は、少ししか出てこないけどもかなり印象的。本当の女帝みたいだ。
瀬口航平

瀬口航平