otom

おろしや国酔夢譚のotomのレビュー・感想・評価

おろしや国酔夢譚(1992年製作の映画)
3.9
実話との事で。ロシアに漂着した大黒光太夫こと緒形拳以下、船員たちのロシア横断から帰国までの結構なスペクタクル巨編。大航海時代の野望がちらほらと見え隠れするものの、自然以外はさほど恐ロシアではない。エリツィン時代における日ロ友好のほのかな願望が伺えたりもする一本。音楽をバスッと切る演出以外はなかなか良かった。良作。
otom

otom