えし

存在の耐えられない軽さのえしのレビュー・感想・評価

存在の耐えられない軽さ(1988年製作の映画)
3.6
ウスボカシなどいらぬ。いらぬのじゃ。

1960年代後半のチェコスロバキア・プラハ。
主人公の脳外科医は凄腕だが、そこら中の女に手をつけるプレイボーイ。
ある日出張手術のため訪れた田舎町でウェイトレスの女の子と知り合う。田舎町から出たい女の子は、彼を頼りにプラハへ。
そのまま同棲し結婚することに。
ただプレイボーイな彼には、結婚後も交流のある女がいて…

3時間近くある作品。
プラハの春が舞台ともなれば、武力衝突に巻き込まれるんだろうから国外脱出しようと右往左往。ここに残るとか言い出すヒロイン…みたいな感じだと思ったら、まぁ当たらずといえども遠からずなんだけど、話は三角関係、人間ドラマ中心。
主人公がモテモテでおっぱいもいっぱい見られてうれしい。
特に印象的だったのが、レナ・オリン。
主人公の愛人である芸術家なんだけど、奔放でかっこよくていい女。身体も非常に肉感的で素晴らしい。
諸手を挙げて面白い作品という訳ではないけれど、雰囲気がよい名優の共演を観たい方には良いですね。

ザシネマ2018/6/23。
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