ヘビメタおやじ

バードケージのヘビメタおやじのレビュー・感想・評価

バードケージ(1996年製作の映画)
3.5
1527本目。後半、断然面白くなります。前半は少しもたついている感じでした。差別的ではなくゲイを扱う笑いに満ちています。ゲイの優しさ、素直さや繊細さが強調されるほど、ストレートの狭量、意固地さが浮き上がってきます。ゲイの演技は素晴らしいの一言で、笑い物にする感覚なしに、うれしくなるほど楽しいです。最後、もう少しジーン・ハックマンが悟り、理解を示す描写が欲しかったと思います。GLBTが声高に言われるはるか前にこういう作品が作られているアメリカは、やはり先進国だったんですね。同じ頃、日本はホモオダホモオを放送していたんじゃなかったかな。