shinichiro

殺しの烙印のshinichiroのレビュー・感想・評価

殺しの烙印(1967年製作の映画)
4.5
◎ チャンピオンベルトを見せろ!No.1はオレだ!@ボクシングジム

護送用の車でお客さんを無事運び切るところから始まる殺し屋No.3
置いてきぼりにされたような唐突なジャンプカットや雨の中のオープンカーでの登場や画面に挿入される遊び心なまだら模様などなど、映像に疾走感をもたらすような要素がたくさんあってもりあがったあ!
波止場でのNo.2, 4との戦いもハズレなし、No.1?と3の我慢比べ大会も静かにハッスルしてておもろかった。
白米と酒と女、フィルムの拷問シーンに悶絶。せっかくだでモザイクなしがよかったなあ!
大和屋氏が歌うOp, Edの’殺しのブルース’も始まりと締めくくりに相応しかった。大和屋氏が脚本の若松監督の’処女ゲバゲバ’のエンディングみたいだ。
日本映画のレベルの高さを世界にどんどん推していきたい!
新藤監督の'鬼婆'と並んで私的双璧です。

◉ う〜あ〜う〜🎵
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