俺たちのソウルフード、小津作品。
そして、俺たちのお父さん、笠智衆。
ぼそぼそっとしゃべるだけなのに、涙がとまりません!
今の日本にはないゆったりとした空気の流れ。27歳の娘と父親の親子の時間。
娘役には原節子。やはり美しい!
目端がキリッと長いので睨みつけると迫力があります。
お節介な叔母がもたらした結婚の話。
杉村春子の抜群にうざい顔がたまりません笑。あの憎まれ愛され具合!
その結婚という一つのピリオドを受け入れるまでの葛藤。
どんなものにも終わりはあって、また始まりがある。
いやー、終わり方はもう味わい深いったらない!!
他のレビュー見て始めて知ったけども、お父さんは男はつらいよのお寺の人なのね。
久々にまたみたくなった。