思ったのと違かったな、可愛い女の子たちが狂って行く感じのものだと思ってた。鬱っぽいのに重みはなく、寧ろアメリカ版病みカワイイとか洒落たメンヘラ感があった。映画としてはわかんないけど、時が永遠に流れているような、メランコリックな雰囲気は好き。まぁ少女達も人形みたいだから心情描写はほぼないし、ストーリーや登場人物にはのめり込めないからあの男子たちみたいに外からぼんやりと眺めてる気分だった。謎は解けぬまま。
ラックス役のキルスティン・ダンストがグウィネス・パルトローに似ててすごく可愛かった。ティーンの頃に観てみたら共感できたかなとか思ったけど、繊細なリスボン姉妹達と、能天気、鈍感でパーティ嫌いだった私とは年齢以外にも差がありすぎたと思う。