貝

日本橋の貝のレビュー・感想・評価

日本橋(1956年製作の映画)
2.5
まずは市川崑初のカラー作品、カラー使いを意識した素晴らしい色彩感覚でうっとり。女性が前から後ろまで全員美しくてうっとり。

お化けの出るお屋敷にお引越しという設定から始まり、風景や明暗や音楽まで市川崑らしい気味悪さを軸に動いてるんですが、結局お化けなんも関係ないオチ。
かといって女同士の確執を描いているようで、お孝(淡島千景)の嫉妬とヒステリーでしかない。お孝と清葉(山本富士子)二人の温度差があまりにも激しくて何したいのか全然わかんない。
本当によくわからないアンドつまらない物語。残念賞、、
貝