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007/トゥモロー・ネバー・ダイのbluetokyoのレビュー・感想・評価

3.0
やや内容が薄味な気がする。当時、中国はそれほど悪い印象はなかったんだな。中国なのでカンフーアクションが出てくる。あるいはインディージョーンズみたいではある。悪役はメディア王である。いまとなっては、メディア王がそんな巨大な武力を持つとも思えないのだが。

簡単にあらすじ。
中国沿岸を航行しているイギリス海軍の軍艦、デヴォンシャー。中国側から、領海を侵犯しているっぽいんだけど、という通告を受ける。そんなバカな、と答えるデヴォンシャー側。

そんなことをやっているうちに、レーザーでは探知不可能なステルス戦艦から魚雷(といっても爆発せず先端のドリルで穴を開ける)が発射され、デヴォンシャーは撃沈されてしまった。

イギリス海軍は中国からの攻撃とみなし報復攻撃をしようとする。だが、イギリス秘密情報部は、デヴォンシャーの位置情報をかく乱する電波が出ていたことに気付き、その発信元が、カーヴァー・メディア・インターナショナルの放送衛星であることを突き止めた。
ということで、ジェームズ・ボンドが調査に出動。

カーヴァー主催のパーティーに潜り込み、ハンブルクの支社のビルの最上階に怪しい研究室があるとの情報得る。
さっそく、ジェームズ・ボンドは、ハンブルクへ。支社ビルの研究室に潜入すると、果たしてGPS暗号機(相手の位置情報を操作してしまうらしい?)を発見。持ち去ることに成功する。

次に、ジェームズ・ボンドは、沈没したデヴォンシャーを調査。巡航ミサイルがなくなっていることに気付く。
カーヴァ―は、イギリスの巡航ミサイルを中国に向け発射させようとしていた。
メディア王、カーヴァ―の狙いは、イギリスと中国を戦争状態にさせて独占放送することだった。

たまたま、同じ理由で調査に来ていた中国情報部のウェイ・リンと一緒になるが、二人とも、カーヴァ―一味に捕まってしまう。
ジェームズ・ボンドとウェイ・リンは、ベトナムのサイゴン支社に連行されるが脱出。

ジェームズ・ボンドとウェイ・リンは、ステルス戦艦に潜入。巡航ミサイルに爆弾を仕掛け爆破、沈没させる。

ジェームズ・ボンドが、ハンブルク支社から脱出するのが、妙に手際がよくて面白い。
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