シザーハンズのKikiのレビュー・感想・評価

エドワードの健気さに泣く。悲しく美しい。悲しい中にも救いがあって、でも切なくてこんな世界はティム・バートン唯一無二。手は使いようによっては人を傷つけもするし人を癒しもする、というティムバートン世界にひたひたでした。触れられるのに触れられない、想いが伝わるようで伝わらない、こういう距離大好きです。
色彩が絵本の中に入ったようで楽しいため、悲しい事件も起こりますがそこまで重くならずに見終わった後は切なくあたたかい気持ちになります。