Kikiさんの映画レビュー・感想・評価

Kiki

Kiki

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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.4

男尊女卑と黒人差別、からの立ち上がる人々の力強い歌声
ミュージカルとしてとても良かった。

が、私の現状メンタルのせいなのか、前半の心痛む展開にやられすぎたのか
「自分らしく生きよう!」という駆け上が
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海の上のピアニスト イタリア完全版(1998年製作の映画)

4.3

トルナトーレ監督✖️モリコーネという最高のタッグ。好きです。

今回の作品もツッコミどころはさておいて、トルナトーレ監督の作品はいつもかすかな色気と漂う愛情があって切なさが本当に心地いい。
それと相待
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.1

コミカル、ヒューマン、サスペンス、さらには少々のアクション!詰め込みすぎ感が全くなく全てバランスが良く一つの物語の流れになっていて充実感が半端なかった。
ストーリーはもちろんだけどラッセル・クロウの頭
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オートクチュール(2021年製作の映画)

3.2

ファントムスレッドから流れ着きました。
フランス映画でよく感じる、あるあるなのか人を煽るシーンは本当にイラっときます(笑)
でもその分最後に向けての色々が引き立ち
スッキリする!と思いきやしたようなし
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.3

こういうの!こういう王道シンデレラストーリーがいいの!
どのシーンも素敵すぎて憧れて彼氏とよく真似しました( ̄▽ ̄)
リチャード・ギアはどこか不完全さがある大人紳士がよく似合う好きです。ジュリア・ロバ
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ショコラ(2000年製作の映画)

3.9

ジョニデ✖️チョコレートはチャリチョコファンタジーなイメージしかないまま前情報なし鑑賞。
いい意味で思ってたのと違う!
ラブストーリーかなと思っていたけど、どちらかというと大人のファンタジー。現実味が
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ダメージ(1992年製作の映画)

3.8

最初からずっと何かやらかしそうな空気を漂わせたジェレミー・アイアンズ。
こういう危うい空気というかギリギリのところを保っている感じがジェレミー・アイアンズ独特の色気と重なって本当に目が惹きつけられます
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インビジブル(2000年製作の映画)

2.9

ケヴィン・ベーコンがスケキヨにしか見えなくて緊迫感あるであろうシーンなのにそれが余計面白かった。

透明人間になったらそうなるかもな、男性だったらそりゃこうするだろうなと思ったけど、もし自分だったらと
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ハンナ(2011年製作の映画)

3.7

シアーシャ・ローナンとケイト・ブランシェットさま、この2人っていうだけで最高すぎませんか。ケイト・ブランシェット✖️拳銃ってハマりすぎです。
シアーシャ・ローナン。自分に素直なひたむきな役でファンにな
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.7

反ナチだったトラップ大佐と完璧なヒトラーだったブルーノ・ガンツ出演。「サウンド・オブ・ミュージック」以来クリストファー・プラマーが好きなので…

展開は読めてしまうけど、読めた上であの最後は呆然。至る
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ある日どこかで(1980年製作の映画)

3.3

タイムリープの瞬間は思わずええええええwwでした。
タイムリープさせたいけどタイムリープの仕方が思いつかなかったからその後の物語に重きを置いた小説のような雑…おおざっぱさ。

しかしそうは言ってもダン
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Re:LIFE リライフ(2014年製作の映画)

3.5

ヒュー・グラントが最高にヒュー・グラントしている作品。
所々に挟まれるジョークがギリギリすぎて何度も声出して笑っちゃいました。
これ飲み会で普通のおじさんが言ってたらドン引きで周りから干されるレベルな
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.8

機長と副操縦士が着水したボートに乗った後、飛行機からボートを離すシーン、制作陣は2人にボートの切り離し方を教えていなかったそう。かなりリアルな危機迫る動作でした。

トム・ハンクスの演技、動揺が内にあ
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

4.3

バーンスタインのことはよく分からなかったけどこの作品では、芸術家あるあるの人間的な最低部分。
それゆえに、その人間としての愛と彩りが反映されている芸術の面で見ると文句のつけどころがないから余計嫌なので
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メイド・イン・マンハッタン(2002年製作の映画)

3.7

レイフ・ファインズ…え⁇
ラブコメか…と思って軽く見てたけど、まってまってセクシーすぎるんですが
こんな役見たことないよ
ちょっとアダルトな「プリティ・ウーマン」という感じ。理想と現実、難しいですよね
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A.I.(2001年製作の映画)

4.1

全く瞬きをしないハーレイ・ジョエル・オスメント。母親と一緒の時の一途な顔、離れてからのずっとどこか戸惑った顔が苦しい。こんなAIいたら色々たまらないな。
ジュード・ロウはまず顔がパキパキに整いすぎて機
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

3.9

「Pay back」と「Pay forward」の違いで、親切を貰った人に親切を返すのか、その親切を転送するのか。
ラストでそれを強調したかったのか、何を伝えたかったのか…それとも現実は何もかも上手く
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.6

Tokyo=無機質
それと時間とかメンタルとか消費している感じ、分かるなあ
クラブとカラオケのシーンとか。
エレベーターのみんな同じ型に嵌め込んだ人々と、とりあえず笑顔だけど腹の中は見せてない、英語が
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.8

よくいる偏屈じじいか。と思っていたら考え一変でごめんなさいという感じでした。

人は生まれながらにして偏屈なわけじゃないし、その行動にはそうなるに至った歴史ってありますよね。
大事なのはしっかり向き合
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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

3.9

冒頭はブラックユーモアすぎて笑えず、幸先不安でしたが
こんなに笑える場面で号泣する映画ありますか?
病室でのピエロ、風船での襲撃、笑いながら号泣。産婦人科医の場面はシンプルに爆笑。

これが実話ってい
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.9

待って普通にホラー。
今までのポアロシリーズと違って本当にびっくりするからホラーならホラーって言ってくれない?と思った。
とはいえやはりそこはポアロ。いつもの見どころの一つポアロの事情聴取は、ちょっと
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ルーム(2015年製作の映画)

3.7

このキャストじゃないと成り立たない名作というか名演技。
逃げる過程で絶対捕まるでしょ!と思ってみていたら拍子抜け。あっさり。
けれど後半でその理由が分かりました。脱出劇を描きたかったわけじゃなく脱出も
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デーヴ(1993年製作の映画)

4.0

「信念さえ持っていれば」この一言が作品の間中〜最後まで響いていた。かっこいい。
政治の中には複雑な問題もたくさん組み込まれているけれど、私利私欲を取り払って打ち出した政策と大統領生活最後の仕掛け。信念
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君に届け(2010年製作の映画)

4.0

私の青春
とてもとても爽やかな恋愛映画
誰も死なないし病気にならないしドロドロもないしめちゃくちゃ好きで何回も見たなあ
リメイクとかはもう無理だろうな風早くんは三浦春馬しかありえないってぐらい完璧なキ
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幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.7

「自分で作ったレシピがベストだ」
失敗しながら、反省しながら、成功を2人で積み重ねていく。まさに幸せのレシピを味わいました。
嫌味のないストーリーで王道にハッピーになれます。

ニックかっこいい。
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.7

常に痒いところに手が届く構成
問題に回答したところ、なぜ分かる?という疑問をすぐ回収してくるのでテンポ良き。

目を覆いたくなるような過酷な出来事が積み重なったからこそ。どこかが小さくズレたらダメだっ
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.7

終わった瞬間、2度目を確信する映画。
ヒントはたくさんあるのに、それを回収された時の心境は感情移入どころじゃないぐらい一緒になってパニック。それほど引き込んで静かに確実に変化していくジェフリー・ラッシ
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.2

オリヴィア・コールマンの何が最高かって普通に汚い女性を汚く、だけど絵になるように演じる。不快だけど不快じゃない。本当にすごいことだと思いませんか。

女の策略は突き抜けると男より漢。肝心の本当の男ども
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.4

なんつー夫婦喧嘩w
深い感動シーンや練りに練られた構成ではない分、ブラピとアンジーのアクション、ビジュアル、目が楽しんでました。最後まで潔い!

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