Maoryu002

ワイルド・ワイルド・ウエストのMaoryu002のレビュー・感想・評価

2.4
南北戦争終結直後、ジェームズ・ウエスト大尉(ウィル・スミス)はFBIアーティマス・ゴードン(ケヴィン・クライン)とともに戦犯マグラス将軍(テッド・レビン)を追っていたが、兵器開発者ラブレス博士(ケネス・ブラナー)が合衆国の解体を図り、マグラスを利用し殺害。さらに新型兵器を使って大統領を拉致してしまう。

「アダムス・ファミリー」「バラ色の選択」「メン・イン・ブラック」のバリー・ソネンフェルド監督がウィル・スミス、ケヴィン・クライン、ケネス・ブラナー、サルマ・ハエックという豪華メンバーを迎えて西部劇を作るってことで大いに期待したのだが、完全に裏切られてしまった。

空想世界の新兵器の登場や、ウィル・スミスとケヴィン・クラインとの掛け合いなどは楽しいのだが、物語の展開があまりにくだらなすぎるし、マグラスやラブレスのキャラクターがお粗末すぎる。
西部を舞台にした意味もあまり感じられなかった。
久しぶりに大金をかけた失敗作を観てしまった。

「デスペラード」や「フロム・ダスク・ティル・ドーン」などクセのある作品が多かったサルマ・ハエックだが、この映画でメジャーになるチャンスは失敗に終わってしまった。
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