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上流社会のtottsunのレビュー・感想・評価

上流社会(1956年製作の映画)
3.4
「上流社会」🎬24
アメリカのロード・アイランド。富豪の美しい令嬢トレイシーは、若くして2度目の結婚式を控えていた。一方、高飛車な彼女に嫌気がさして別れた前夫で富豪のデクスターは、実はまだ彼女に未練を抱えながら、ジャズ演奏に訪れるルイ・アームストロングを迎える手筈を整えていた。やがて、トレイシーの結婚祝賀パーティが開催。この時トレイシーを良く知るデクスターは、彼女が結婚相手のジョージと将来うまくいかないと悟る。そんな中、ジョージはデクスターと一緒にいるトレイシーに嫉妬し、彼女を部屋に閉じこめてしまう…
毎週楽しみにしていたテアトルクラシックスACT.1のミュージカルシリーズも今作でラスト。あっという間過ぎて悲しい。
このイベント上映をきっかけに「ザッツ・エンタテイメント」シリーズも鑑賞した私にとってはやっと「上流社会」を観られて嬉しい。
何気にグレイス・ケリーの演技を見たのは初めてかも。観終わってから知ったのが彼女にとって、モナコ公妃に嫁ぐ前の最後の作品が今作なんだとか。
正直、これが最後でよかったのかなー。と余計なお世話な気持ちも湧いたりする。
あと、ルイ・アームストロングが本人役で出演してるなんて知らなかった。
「上流社会」というタイトルなだけあって豪華なお屋敷の装飾や、グレイス・ケリーの衣装や水着の美しさはあったけど…終盤の話がぐちゃぐちゃっとして残念だったかな。
前の列に親子3人で観てる家族がいたけど、娘さんは明らか飽きてそうだったし…苦笑
私的には☆☆☆.4かな。
前から観たかった作品を観られたってのは普通に嬉しかったけどね。
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