このレビューはネタバレを含みます
改めてみて思ったけど結構推理ものとしてちゃんとしてるなって思ったし
犯行動機に関しては子供のころはそんなことで人殺すか?ってなったけど大人になると少しわかるなってなるの謎の哀愁を感じてしまった
まあでも殺し方に関しては後半になるにつれちょっと頭が悪くはなってる印象ではあるけどコナンなんて頭悪いくらいがちょうどいいんだよって感じ
今作は毛利一家に焦点を当てててコナンって作品をちゃんと作ってるなって感じたし
少年探偵団も前作より出番もあるし連載から時間もたってるからかこの3人が結構可愛い感じのキャラになってるなって思った
博士のクイズの原型って光彦が初出なんだってビックリした
ってかこの序盤でヘリへの伏線を張っててちゃんとしてるなって思った
しかも毛利家族の雰囲気も序盤に見せ最後までいろいろと考える余地にのある構成にしてて上手いなって思った
ここから小五郎の知人が襲られるんだけど目暮警部って十三っていうんだって知ったしこれってじゅうぞうって読むんだ子供のころビックリした記憶がある
あとここの妃さんの毒への対応の早さが有能感が出てて好き
博士のお尻に弓矢が刺さるの笑っちゃダメなのに笑っちゃうよね
辻さんのヘリの件が絶対笑っちゃダメなシチュエーションなのに笑っちゃう
まずガキの姿で「ガキの頃模擬操縦してっから」っていうのもそうだけどこれを高校生のガキがいってるっていう二重の笑いね
ここの少年探偵団の特に元太の機転が有能すぎてね
あとローターは平均的うな重3500杯くらいだね
ここから沢木さんの護衛もかねて海上レストランに向かうんだけどここでもいろいろと伏線があって作りが親切だし
1以外の数字がここで一気に揃うことで物語が佳境なんだな感があるよね
ってか白鳥警部の下の名前が任三郎って
ワイン当てに関しては沢木さんのソムリエの凄さが後半にさらに効いてくるのいいよね
色と匂いと知識だけで当てたって事でしょ
海上レストランで被害者が1人出た段階で急に爆発とかいう雑殺しになるのは笑える
ってかここの水中キスはなんかいいよね
いろいろなドキドキ感があって
そんで犯人究明パートになるんだけど流石に沢木さんっていうのはビックリしたね
一回ちゃんと命を狙われるパートを挟むことで無意識に犯人から除外しちゃうしね
蘭姉ちゃんが人質になるんだけどいろいろあって疲労困憊してるとはいえ今見ると人質が蘭姉ちゃんって違和感あるよね
そんでここの銃の件の白鳥警部の情けない声好き好きサムライ
コナンが蘭姉ちゃんの足をかすめその隙に沢木さんを逮捕するっていう小五郎と同じことをするんだけど
大人になってから見るといくらハワイで親父に教わったとはいえさすがにさすがにでしょとはなるね
女の子の足を撃つって……
今までお父さんを疑ってたけどここのコナンの行動でお父さんへの疑念は晴れてお母さんにそのことを話すと
妃はちゃんと小五郎の心理がわかってたっていうオチも好きだし
そんな足でクソまずい飯を作ったことを怒られたことに憤慨し別居したっていうオチも好き
これって不器用だけど小五郎的には心配とかいろいろな感情が見えて好きなんだよね
子供のころはなんでソムリエなのにあんなに殺人能力が高いんだろうって思ってたけど
これって殺人能力が高い奴がたまたまソムリエの能力も高くその職業に誇りをもってただけなんだよね
そんでソムリエって職業が奪われたからもう一つの殺人って才能が花開いただけの話なんだよね
2025/4