セガール幹事長代理

呪怨 白い老女のセガール幹事長代理のレビュー・感想・評価

呪怨 白い老女(2009年製作の映画)
3.0
呪いつづけて10周年、ということで、まずはおめでとう、そしてお祝いの言葉が遅くなってしまい大変申し訳ない、と書かせて頂きます。

今に始まったことではありませんが、ステレオタイプな幽霊とは黒髪ワンピースだったり、ガリガリだったり、いつも白目だったりと相場は決まっているものです。
本作の幽霊も例に漏れず、何の変哲もないババアなので大きな驚きはありません。
唯一、キャラ付されているといえば手に持ったバスケットボール、ぐらいなものですが、ドリブルするわけでも、投げつけるわけでもないので、機能性ゼロの、新たなファッションを流行らせようとする業界の闇が垣間見えます。
学生時代に定期的に出現する、手首に絆創膏を貼り付けるタイプの女子や、使う予定のない避妊具を見せびらかす男子と、発想の源は共通していると言えるでしょう。

とはいえ、辛辣なレビューが多い中、なんやかんやアッキーナが可愛くて最後までワクワクしたし、話の流れそのものについても、なんなら考察サイトを熟読するレベルぐらいまでは楽しめたと思います。

特に、司法試験に向けて勉強してる青年(3回不合格)がロリコンに目覚める流れはぞっとしました。
認知症の老婆に欲情されてドン引きしているシーンは演技には見えません。
酔っ払いが自分より酔っ払ってる人を見ると酔いが冷めると言いますが、自分以上の性欲の持ち主からのセクシャルアピールにロリコンは耐えることが出来ないのかもしれません。

司法試験ではないですが、私も法律系の資格取得を目指し勉強中の身(2回不合格)なので、来年落ちたらきっと小室と共にロリコンになっていることでしょう。
フォローして頂いている方にお願いなのですが、私がレビュー上に幼い女の子の話を書く頻度が増してきたら、それとなく止めてほしいのです。
子供は国の宝なのです。