インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実の作品情報・感想・評価・動画配信

「インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実」に投稿された感想・評価

ゆき

ゆきの感想・評価

3.5
脳科学者の実験。被験者がゲームで勝つと賞金が出るようにすると…
お金を得る度に反応する脳の場所は麻薬の刺激で反応する所と同じだった。

リーマンショック前後のアメリカ。ドキュメンタリー。
麻薬、ストリップ、売春。
社会や家庭でのリスク。政治。

世間がどん底の中、どんな人達が大金を手に入れ、どの様に使ったのか。

お堅い話だけど、勉強になる。「マネーショート」好きはオススメ。
ナ

ナの感想・評価

-
なんとかこの資本主義社会で幸せに生き抜きたいです、勉強します
だい

だいの感想・評価

3.0
お金がお金を産み、
富める者がより富むための互助。


為政者が、
何の理由もなく「年貢」としてギリギリまで収奪する。

現代ではそんなわかりやすいやり方はしない。
「あなたの生活を、人生設計を、助けてあげますよ。お得ですよ」
という甘い言葉で搾取をするのが現代流。


でもさ。

どんなに高く煉瓦を積み上げて塔を作っても、
その煉瓦は足下の土台から移し換えてるだけなのだから。

ジェンガのように崩れるわ。
って昔ヤイコが歌ってたけど。

いちばん下のブロックを取って、
フラフラな状態でもっと高くなんてさ。
そんな現代社会。
次はどこから取る?


ジェンガのように崩れるわ。
日本は政治が腐ってる!こんな国もう終わりだ!とか言ってる人がいるけど、アメリカのほうが何百倍も腐ってるなと。
今現在の相場に若干似ていて怖い。
勉強になるし、ドキドキ感ありのドキュメンタリー。胸糞は悪い。
majizi

majiziの感想・評価

4.0
リーマンショックにはじまった2008年の大不況にまつわるドキュメンタリー。

わたしは極東のかたすみでひっそりと会社員をしていたけど、その嵐はしっかりとやってきたのでよく覚えている。

まずオフィスの縮小や引っ越し、フロアにいた派遣社員が消えた。そうして一人あたりの業務量が引き上げられ死ぬほど残業。

工場の稼働は日々綱渡りで、客先に発注を懇願しながらも一方では過去の売上金回収に血眼。

この頃は日々鬼畜のようなことをしているなと思っていたけど、この作品に出てくる当時の金融業界責任者たちに比べたら子どもの使い程度だった。

彼らの欲は果てしなく罪悪感など存在しない。どこまでも手を回して自分たちが利益を上げられるように捕まらないように社会を、法律を変えている。
それが正義でありお金こそ権力。

規制が悪なのではない。
理性を保てない人間のために規制がある。
そんな規制をガバガバに緩めてやりたい放題していたという顛末。

崇高な理念と意志で政治家や学者になっても、結局お金には勝てない。

優秀な理系の人間がエンジニアではなく金融業界を目指すようになり、橋を作るよりも夢を作る。

その夢が悪夢でも、責任を負わないのか?
小難しいことをこねくり回して消費者を騙し、自分たちだけ甘い汁を吸う。

お金に支配された国は滅ぶのだろうか。
いつかみんなこの狂騒から目がさめるのだろうか。


『マージン・コール』『マネー・ショート』のような作り物ではなくホンモノたちが、いけしゃあしゃあとインタビューに答えてるので一見の価値ありです。
サブプライムって住宅ローン無理して借りた人が返せなくなっただけでしょ?っていう浅はかな知識しかなかったわたしですが、
証券化の仕組みや格付け会社の信用、政治・学術界への影響力など
カネの持つ力の大きさに改めて衝撃を受けた一作でした
R

Rの感想・評価

4.2
あまり本作の感想にはなってないと思いますが、見ながら思ったことを徒然なるままに書き留めておきたい。本作は、2008年のリーマンショク金融危機の原因と余波をテンポよくざっくり描いたドキュメンタリーで、スリリングで面白いんやけど、金融について知識がない人にとっては、前半すげーわけわからんと思う。後半は、監督の観点から、リーマンショックの引き金となった関係者の皆様を断罪していくので、彼らを非常に憎らしいと感じることでしょう。投資銀行や証券会社で働く人たちは、難解な用語や概念で一般の人たちを煙に巻き、ノルマ達成に向けて数字を上げるためだけに、最初から損するのがわかりきってる投資でも、顧客に推しに推しまくる。僕の親友のひとりに証券会社で勤めてた人がいて、嘘をつきながら、損する証券を売りつけることに耐えられなくって、心を病み、結局その仕事を辞めた。彼も営業時には、プロにしかわからない難しいものをできるだけシンプルに話してるんですよって感じを出して、お客さんを言いくるめていたのだろう。本作においては、本当にできるだけシンプルに分かりやすく伝えたいってところが基本になってるんやろうけど、難解さから自由になってないところが多々ある。最低限CDO、CDI、デリバティブ、などのコトバと、それらの持つ影響など、ひととおり理解した上で見たほうが良いと思われる。監督はリーマンショックの原因となったさまざまな人たちを雄弁に糾弾するが、糾弾される側の人たちは何となくポケーとしてて、まさかそんな責められるような質問や発現がが来るとは思ってもみなかった、って感じになるのが印象的。インタビューを断った、と字幕で出て来るだけの人もかなり多く、その人たちは彼らほどポケーとしておらず、狡猾やったんやろな。で、本作を見て見えてくるのは、証券会社のトップたちは、サブプライムローンが恐ろしい時限爆弾であり、いつ爆発するか分からない、当然いつかは爆発するだろうと認識したうえで、法律に引っかからないところで稼ぎまくってたってこと。違法じゃないんやから、どんな手段を用いてもよかろう、と。その結果、全世界が恐慌に陥り、莫大な数の人たちの生活がめちゃくちゃになった。日頃から思ってることやけど、やっぱ世の中はどの業界を見ても詐欺だらけ。我々大衆は、そのことを大前提に、あらゆる取引をした方がいいと思う。多くの美容商品や教育ビジネス、ネットワークビジネス、啓発セミナーやオンラインサロンなどと同様、投資の世界も詐欺ばかり。違いは、インパクトが莫大であること。そのことを当時の人びとは認識していなかった。金融や投資や融資の世界が、地雷だらけの土地みたいなものだと、分かってる人が少なかった。軽い気持ちで踏み込むと痛い目に遭うのが前提なのが、投資の世界と思っておいたほうがいいし、それは間違いないことだと思う。事前に徹底的にリサーチしてなければ、飛んで火に入る夏の虫。何が正しくて何が間違ってるのか分からない状態で、投資なんてすべきでない。レイティングAAAがAAに落ちるのがどういう意味なのか、その感覚だけとっても、金融世界で生きてる人と、一般人のとの間で大きなギャップがあるようだ。本作を見て、トップのあいつらが悪者なんだ!と言うのは簡単だけど、結局、資本主義が弱肉強食の世界だという事実は今すぐには変えられないし、誰しもが認めざるを得ない。弱者の肉は食われるしかない。弱肉を守りたいなら、強者の行動を規制する法律を明文化するしかない。一方、明文化したところで抜け穴はさまざまに存在し、強者は強者であるが故にそのことがちゃんと分かってる。だから、一般の我々はちゃんと知識を持って、彼らと同等に取っ組み合うか、さもなくば、関わらずに平穏に暮らしていくしかない。とはいえ、我々の生活の根底には通貨システムが厳然と存在し、それをベースに暮らしていくしかない以上、知識がないてことは、一寸先貧困と言う現実が立ち塞がる。それは事実として認識しておかなければならない。原始人が命がけでマンモスを殺しに行ったように、人間が生きるということのなかには、本質的かつ現実的なリスクが常に存在する。それは「生きる」ということのインヒアレントヴァイスである。このように前提の時点でいろいろ問題があるなか、一定の立場を構えて、知識の少ない観客を啓蒙するのが本作の目的であるならば、それに成功してるとは言い難い難解さが本作にはある。意図的に前提知識の説明をぱっぱっぱと素早く済ませて、観客を煙に巻き、なんとなくの雰囲気で感情に訴えかけてるような印象を受けなくもない。それが目的なら、本作は成功しているということになる。よくできているということだ。さて、いつの間にやら日本も、誰しもが資金運用を考えなければならない時代に突入した。そのため、投資会社はモリモリ儲かり、Forexなどの動画、セミナー、サロンなど、さぞや大儲けして、笑いが止まらないか、いつばれるやらとヒヤヒヤしていることだろう。そんな時代において、我々はこの映画で描かれるような詐欺を鋭く見抜く力が、今すぐにでも必要な状況になっている。これも先に書いたが、こっちが分からないのをいいことに、私腹を肥し、すべてが手遅れになるまで嘘をつき続ける人が世界にはうじゃうじゃいる。特に日本人は、表面的なきれいさと正しげに響く情報に恐ろしく流されやすい傾向が強いので、すぐ騙されて、諦めが肝心と、泣き寝入りする人も多いだろう。その戒めのためにも、本作を見ておくのは大いに有効かもしれない。著名なトレーダー、マークダグラスが講座で述べた(https://youtu.be/QgaTlTfQnZI)ように、プロのフロアトレーダーたちでさえトレーディングの技術なんてないに等しく、チャールズエリスが著者『敗者のゲーム』で述べたように、トレーディングで成功するということはプロにとってもほぼ不可能だ。いま流行りのインデックスも、畢竟その他のトレーディングと同じく、テクニカルでチャートを追っていくのは変わりないし、絶対安心と言われるWS30もNDXも、激動の現代ではいつ翳りが来てもおかしくない。では、我々は一体どうすればいいのか。やはり、自分の身は自分で守るしかない。望むらくは、これこそが100%真に正しい、理に適った、破綻することのない投資だ、というものを見抜き、その技能を持った人に師事して、自分の責任でやっていく、というのが、僕が本作を見た結論です。どうやって見抜くのか。それは意外と簡単だと思います。すべての取引データをきちんと公開してて、勝っていればいいだけ。難しいのは見つけること。でも必ずいます。考えるキッカケとしてはとても面白い映画なので、是非多くの人に見てほしい。
ud

udの感想・評価

3.8
マネーショートで、サブプライムローンについて勉強してから見たので、大体理解できた。
なんだか頭良くなった気分。嬉しかった。
まじで怖いな〜
最悪だ、最も悪い

資本主義に生きながらも資本主義に負けない

77/2021
harunoma

harunomaの感想・評価

4.5
セルフナショナリズムの美学の体系。
マネー・ショート を補完する仕事。

映画は後からのものであり、瓦礫のもとでしか撮られない。
ロビー活動からの規制緩和と箍が外れた世界。
何も変わらない何も。

吹替版で見てしまったが、
マット・デイモンがナレーションとのことで。
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