インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実の作品情報・感想・評価・動画配信

「インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実」に投稿された感想・評価

mskari

mskariの感想・評価

4.0
いわゆる「リーマン・ショック」がどういう背景・構造で生まれたのか、実際の登場人物とともに解像度高く理解できる良質ドキュメンタリー。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』では映画の演出として楽しめたウォール街のドラッグカルチャーも、こうして別角度で見ると受け止め方もがらっと変わる。
製作者の怒りを感じる。確かに知ってて見過ごしたのかと当時の責任者に詰め寄りたくなる。ハンナ・アーレントの「全体主義の起源」を思い出した。目の前の小さな合法を積み上げて行く事で、全体的に非人道的な結果に繋がる事があるから恐ろしい。今となってはコロナ禍も含めて、弱者(国民)を作った強者(国)が全体をコントロール(啓蒙)してほしい。格差が広がってるから自己責任にも限界がある。
金融のことはあまり詳しくないけど、インタビューに断ってる人達多すぎ。
リーマンショックのきっかけ、それによってもたされた世界経済の不況、アメリカ経済の今後などを5つのパートに分けて詳しく描いたドキュメンタリー映画
業界用語、専門用語は多かったけれど割とスムーズに見れた
現在のコロナ禍による不況にも通じる部分があるし今こそ観るべき映画だと思う
リーマンショックに至る過程と、それに関わったと思われる人達へのインタビューで構成されたドキュメンタリー。
政界、銀行、証券会社、経済学者とみんなズブズブで、都合が悪くなると話をすり替える。漏れなく全員自分の利益しか考えていなくて憤りを覚えた。
彼らはリーマンで被害を被ったどころか大儲けしている。残念だけどこう言う人達はいなくならない。損をしないためには自分である程度知識をつけて自己防衛するしかないと思う。

大金を手に入れた時とコカインをやったときの脳内は同じ状態だ、と言うようなことをナレーションで言っていた。ウルフ・オブ・ウォールストリートの世界は割とリアルなのかも。

2021-48
yuiii

yuiiiの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

見るのめちゃくちゃ時間かかったけど、アメリカの政治、金融、あとリーマンショック知れた

金融と政治深く関わりすぎ根深い根深い

まさか大学教授も密接だとは
Lynn

Lynnの感想・評価

4.5
"金融"は経済循環を促す画期的なシステムのように見えるが、実際には格差増幅装置であった。

銀行をはじめとした金融機関は政府による規制解除が進むにつれ腐敗していく。さらには、それら金融機関の監督機関さえ腐敗し、多くのサブプライムローン問題が浮上する。金融というシステム上、不良債権は売ってしまいさえすれば、その不利益を被ることは無いからだ(作品内ではこの構造をババ抜きに例えていたが非常に上手い表現だと思う) 。そして、その不利益は巡り巡って貧困層に向かい、貧しいものはもっと貧しくなる。また、金融というシステムは債権が焦げつく(不履行になる)方にもBETすることができるため、貧しくなる者がいる一方で、それによって、より富む者が発生する。
現在の金融システムに抜本的な改革が施されない限り、この構造は容易には覆らないだろう。
村件

村件の感想・評価

3.7
なんでインタビュー受けれるのか不思議。

本作はリーマンショックを引き起こし、そして、大儲けした男たちのドキュメンタリー。

CDOとCDS。

知ってた方がいいかもだけど、正直金額が別次元過ぎて「一億ドルって何円ぐらい?」みたいな気分になってくるから、より身近な「嘘と言い訳」に注目して見たらよいかも。

急に黙ったり、「失礼だな!あと3分だぞ?」と怒ってきたり、「格付けはあくまで意見ですから」と開き直ったり、ぼーっと観てるとメンタリスト並みに目が肥えてくる気がする。
「あ、コイツ誤魔化したな」ってわかってくるよ。

結局コネが勝つ、そういう現実もやっぱりあると思うから、傷つく前に知っておくべき作品。
hide

hideの感想・評価

3.5
我々人間はとんでもない怪物を育ててしまったのかもしれないと感じさせる映画。ドキュメンタリーとして若干偏りを感じなくもないが、制作された時期を考えると致し方ないか。
ララン

ラランの感想・評価

3.4
世の中は頭のいい人がルールを作ってるから、その人達に都合の良いルールになっているんだよー。
だからみんな、勉強して知識つけて武装してかないと一生彼等に合法的な餌食にされてしまうよー。

…っていうのをリーマンショックの内側から伝えるドキュメンタリー。
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