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真実の行方のnaoズfirmのレビュー・感想・評価

真実の行方(1996年製作の映画)
3.7

正義🎬

ストーリーは大司教殺害の容疑者を弁護する事となった主人公の姿を描いた作品でした。作品は無罪を勝ち取る為奮闘する主人公の姿を軸に事件の裏に隠された衝撃的な真相を描いていました。今作で印象的だったのが容疑者役の青年を演じたエドワード・ノートンの演技力です。デビュー作とは思えない程落ち着き、二人の異なる人物を表情・雰囲気・喋り方などを巧みに使い分ける怪演ぶりは素晴らしいの一言です。今作の結末を知った後は胸糞悪さが心に残りますが、これを生み出したのは主人公の過信・傲慢さ・エゴが原因だと思いました。結果的に凶悪な犯罪者を解き放ってしまった主人公の責任は計り知れないモノです。
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