うぐいす

ストロベリーショートケイクスのうぐいすのレビュー・感想・評価

3.3
原作漫画未読。

女性の中にあるであろう様々な澱を、フィクションらしくスタイリッシュに、でも生々しさはリアルに描こうとしているのかなと感じました。
登場する4人の女性の「この人に」というよりは、それぞれの人物像や想いの断片、断片に「わかるなぁ」という部分がありましたが(神様へのお祈りとか、すごく刺さったです)
描こうとしている「澱」の上澄みだけをさらったような、だからこちらもそういうライトさで受け取っておこうかなという感じです。
ただ、生々しさとエロとが近似なのはある意味当然としても、“サービスショット”的な見せ方に感じる部分が割と多くて、それは少し残念な気がしました。

作中のイラストレーターが描いた絵が素敵でした。(高木紗恵子さんの作品とのこと)

加瀬亮さん出演作品でピックアップ。
「あーいるよね、こういう人」という雰囲気で作品の中にいるのが、いつも本当にうまいです。なんかイラっとするようなところも含めて。
ファン目線だと、いろいろ眼福で、ごちそうさまでした、です。
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