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コレリ大尉のマンドリンのとぽとぽのレビュー・感想・評価

コレリ大尉のマンドリン(2001年製作の映画)
3.0
人生は歌う機会に溢れている

第二次世界大戦下、占領者としてギリシャの島にやって来た音楽を愛するイタリア軍大尉。美人に敬礼!眼の前で苦しんでいる人がいたら兄弟だと思い助ける、それが俺の倫理観だ。
そんなキャプテン・ニコケイと最強最高にかわいい頃のペネロペ・クルスのロマンスを描いた戦争ドラマ。まぁこのジャンル自体、あんまりドハマりとはいかないことが多い。共演には作中帰還してから『遊星からの物体X』のカート・ラッセルみたいにワイルドな風貌になってやさぐれるクリスチャン・ベール、医者ジョン・ハート(日本でならやっぱり柄本明さん?)。そして、ジョン・トールによる美しい撮影。
傷は治さなければならない、神に生かされているなら理由があるはず…。だから愛の為に生きてまた戻ってくる素敵なお話。

勝手に関連作品『イングリッシュ・ペイシェント』『トリコロールに燃えて』
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