囚人13号

疑惑の影の囚人13号のレビュー・感想・評価

疑惑の影(1942年製作の映画)
3.9
日本の公開当時の時評などを読んでいるとヒッチコックでも一、二番くらいに評価が高い。

ハスミンがこき下ろした「ぼくの採点表」では『黄金狂時代』『天井桟敷の人々』『河』『ザッツ・エンタテインメント』と並ぶ実質最高点である90点が付けられているほど。
ジョセフ・コットンに染み付いた善人イメージの転用が流石にヒッチコックで、全体的に一つのサスペンスを引っ張るため90分が疑念の期間となり、ここが人を選ぶんだろうが自分は支持したいかな。指輪のシーンはキャリアでも最高のものだと思う。
囚人13号

囚人13号