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ヴィデオドロームのはのレビュー・感想・評価

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)
3.5
何が現実で何が幻覚なのか、その境界が分からず、混乱したまま87分が過ぎた
結局あの女性器みたいな腹部は現実という認識でいいのか、銃と同化した腕は現実だったのか、色々なことが分からない
マックスは作中で2回くらい洗脳される
そういった面から見ても、何が正しいかわかんないよね?何を信じたらいいかわかんないよね?みたいなテーマがある映画なんだろうか
とにかく混乱した
それでも視覚的な印象は強烈に残ったので、なんだかカルト的な人気があるのも頷ける映画
エロさグロさの魅力は凄まじくて、目を覆いたくなるような生々しさ気持ち悪さだった
それでも観たくなっちゃうのが魅力なんだろうか
クローネンバーグの映画はザ・フライ、ブルード、スキャナーズを視聴済みですが、シナリオは曖昧でもグロテスクな映像はどれも割と記憶に残っています
今作もきっとグロテスクなシーンは記憶に残っていくと思います
そういう作品作りをしてるんでしょうかこの監督は
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