mei

バベルのmeiのレビュー・感想・評価

バベル(2006年製作の映画)
4.0
ラテン文学の教授のオススメ
この監督の21gは本当に大好きだから、結構期待してしまったかも
3つのストーリーの繋がりが少し浅い気がした
ていうか21gよりも難しいからわたしには理解しきれなかったんだと思う
なにが言いたかったのか頑張って考えた結果、伝えることの難しさ?
言葉の壁もそうだけど、いくら分かって欲しくても 伝わらないことがある
映画を観てる者からすると、全ての背景がわかるから ちゃんと説明すればわかってくれるんだから全部話せばいいのに!って思ってしまうけど そこにいる人にはそんなの知らないことで そう上手くは行かないんだよね
東京の話は1つだけ少し違う意味を持ってた気がするから、他の2つとどう共通してるのか疑問
でも外国から見た東京が表現されてて面白かった

あとモロッコでの欧米観光客にはイライラした、村に着いた時のあの、村人みんなを敵視するような態度。未開の地を目にしたような反応。中東=テロって思ってるんだろうな〜
打たれた奥さんにタバコを吸わせたおばあちゃんや、英語ガイドの あの優しい眼差し
人情深い人もたくさんいるのに
モロッコ行った時の人々の優しさを思い出した
言葉は伝わらなくても目や表情から優しさが伝わってくるあの感じは素敵だったな〜って、またモロッコ行きたくなった!
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