このレビューはネタバレを含みます
サマーに共感する人はもしかしたらいるのかもしれないけど、そういう人はまずこの映画を観ないんだろうな
トムのサマーが欲しくて仕方ない姿が苦しかったのに、楽しかった時期もまぜこぜで流れる演出で、何だか私も2人の思い出の中にいるみたいで、苦しいのに楽しかった
でもあの頃はよかったなって思い出を思えば思うほど今ギクシャクしてる状況がつらくて、どうにもならない相手のことを考えて、でもやっぱりどうにもならない
変えられない相手を思う時間は辛くて悲しいだけなのにどうにも考えてしまって、でもそれが今の自分には無駄だと気づいて、その時間を自分に当てられるようになったトムは強い、すごい
終わり方のかわいさの虜です、どうか幸せになってほしい、トム
運命って難しい、偶然も難しい、でも幸せならどっちでもいい
