にゃんこむ

(500)日のサマーのにゃんこむのレビュー・感想・評価

(500)日のサマー(2009年製作の映画)
3.6
DVDの表紙だけを見て、サマーは清楚系だと勝手に思っていたので、いろいろと衝撃的でした。

グリーティング会社で働いているトムは冴えない青年。彼は職場にやってきたサミーに惚れてしまう。そこから二人の交流がはじまり、どんどん距離が近づいていくが、本気のトムに対してサミーは恋人同士ではない、気軽な関係を求めていた……
そんなトムとサミーの恋模様を500日に渡ってお届けする作品。

初見ではトムってどうしようもないなー、なんでサミーに惚れちゃったの?しかも、いつもモタモタしていて冴えないし。サミーはサミーで可愛いけど小悪魔だし。なんでこんな女にトムは惚れちゃったんだよ……と思いつつモヤモヤ鑑賞していました。

しかし、ラスト10分で評価は一変。
「ラブストーリーではない」の意味がよくわかりました。
ああ、こういう映画なのね。無慈悲だなぁ~。
とても現実的で、実際に起きたことを映画化したと言われても納得できそう。その為、なんでわざわざこのストーリーを映画化したのかは謎でした。
ただ、何となく、良かったなぁと思える不思議な作品でした。
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