矢吹

愛・アマチュアの矢吹のレビュー・感想・評価

愛・アマチュア(1994年製作の映画)
4.0
その男を知っていますか?
音楽が変な感じする、タイミングかな、気持ち悪くはない、むしろ好きなんだけど奇妙。で気持ち良い。

終わり方。
涙、音楽、台詞、角度、全部すごいし
北の家のお外のシーンも半端じゃないワンカット。

ハルハートリーの空気感。
歪な平穏、奇怪な静寂、スタンダードアンチスタンダード?これが正解だって気もする。
そんなかで突如やってくるロックも大好き。

素晴らしい夢から醒めるスタイル。
見たことあるハルさんはいつもこんな感じだな。
出会った男女の別れまで。
みな得て失って数字の上ではプラマイゼロの人間関係。
でも、なにもなかったか、残ってないかとというと、いや、そんなわけはないんだよ。
人生の凝縮感ある。
人に出会うってのは、本当はいつも初めてで、アマチュアであるのかもしれない。この繰り返し。
そういう意識はいただいておく。

女優役の人好き。踊って欲しかった。
撃たれたときよかったけど。

全部に意味があるのにそんなに誇張しない感じ。修道院と。狂ったやつとウイスキー
矢吹

矢吹