このレビューはネタバレを含みます
ベスはヤンのために他の男と寝るが、それも嫌々ながらで、明らかにヤンの回復だけを心の支えにしている。それだけが彼女の喜びであり人生の意味で、多分それは他の誰にも理解できない。
ベスの行為にはなんの意味もないのか?彼女の献身はただの自己犠牲なのか?その答えは映画を観ればわかるが、ボロボロになってまでヤンを愛し抜いたベスはとても強い女性だと思った。彼女が神との対話を復活させたシーンは、ベスの迷いが無くなったとても重大なシーン。彼女の行為は限りなく善で、その愛は神の愛のように深いと思う。