剣々

ユニバーサル・ソルジャーの剣々のレビュー・感想・評価

ユニバーサル・ソルジャー(1992年製作の映画)
3.5
死から蘇った戦闘マシーン

ベトナム戦争中リュック・デュブロー二等兵は任務中に錯乱した上官、アンドリュー・スコット軍曹を喰い止めようとして相討ちとなった
そして他の戦死した兵士と合わせて、遺体は軍によって回収された
それから25年後、回収された遺体は極秘裏の実験によりユニバーサル・ソルジャーとして蘇った
ある時リュックは生前の記憶が蘇り、殺されそうなリポーターを連れ脱走した!

ジャン・クロード・ヴァンダム主演のアクション映画
本作でヴァンダムの上官アンドリューを演じているのが人間核弾頭ドルフ・ラングレン!
逆らうもの全て打ち倒し、その耳を削ぎ落としてネックレスにするという狂いっぷりが良き良き
この2人のバトルとなると期待しかないですね

死体を甦らされ、ただ命令に忠実に動くだけのユニバーサルソルジャー
そんな機械の様な兵士が、生前の記憶を呼び起こし自我を取り戻すという流れが良いですね
悪役も記憶を取り戻した兵士で、生前のベトナム戦争を引きずっているわけです
悲哀を感じさせる設定ですが、勝気なヒロインや銃弾ばら撒き爆破もする大味さもあって程よくエンタメに仕上がってます

大雑把な射撃も良いですし、格闘も見応えありますね
流石のヴァンダムなだけあってキレがあります!
そして蹴り技が綺麗!!
それに対する力でねじ伏せる感満載なドルフ・ラングレンの悪役っぽさが映えます

死から蘇った男達を描く作品でした


【雑記】
癌で余命宣告までされていたドルフ・ラングレンですが、長き治療を経て完全寛解に向かっている様です!
人間核弾頭は癌にも打ち勝つんだ!!
また元気な姿を見せて欲しいですね
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