このレビューはネタバレを含みます
私、定期的にキム・ギドクの毒が欲しくてたまらなくなる中毒患者です☠
キム・ギドク監督の長編第4作目。
初期の頃の作品です☆*。
湖に点々と浮かぶカラフルな浮小屋。
小屋舟と言うのかな?
↑釣りに来た人たちは、ここに寝泊まりして釣りを楽しみます🎣
その釣り場の管理人を務める女、ヒジン。
かなりの美人だけど、いつも睨んでいるような目つきはかなり怖い…
そして、また出た。
ギドク作品お馴染みの一言も言葉を発しない主人公。
話せないのか話さないのか。
かなり訳アリな感じだけど、そこの説明は一切なし。
ヒジンは舟で小屋舟を周り、釣り針や餌を売り、夜は釣り人を相手に身体を売る。
ある日、恋人を殺害した男が死に場所を求めて釣り場にやって来る。
2人は次第に惹かれ合い肉体関係を結ぶのだが…。
変なタイトルだよね💧
でも観ていると、なるほどと思うんです。
(よく考えるととっても可笑しい。そして痛い!)
魚と寝る女🐟笑
当時の海外のある映画祭で途中退出者や失神者が出たと聞きました。
すご〜く痛いシーンがあるんですけど、
そんな大袈裟なモノではない😅
それよりも、好きな男を自分のモノにしたいが為に周りが見えなくなる女が恐ろしかった。
なんでも飲み込んでしまう湖。
排泄物、そして死体までも…
それを鯉が食べ、人間が釣り食す。
生々しくも神秘的な映像でした。
ラストのシーンはどおゆう解釈なのか。
私には女の執念の手をすり抜け、逃げ出そうとする魚のように思えたのだけど…🤔?