魚と寝る女の作品情報・感想・評価・動画配信

「魚と寝る女」に投稿された感想・評価

この川は汚いところも気にしないほどの愛の表現なのか、わたしが汚いと思うだけで別にメタファーじゃないのか知りたい若干の潔癖症なわたし、あとリールぐるぐるしても人間たぶん釣れないのよ
ダイガ

ダイガの感想・評価

3.5
痛いーーー!
いろんな意味で痛いよ。
こんな映画作れるのはギドク監督だけでしょ。
こんなにも強烈な愛を描いた映画はなかなかないわ。
演出ではない実際の生き物虐待や惨殺描写が何度も出てきて最悪の胸糞映画
まるで抽象画の連続のような映画。こんなにも世界は苦しみ、愛は痛まなければならないのだろうか。
お

おの感想・評価

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部屋に篭って自虐する彼女たちを捉えるのにキメの画も挟み込むあたり悪趣味すぎる
スカートかわいい
魚を釣る男達と、ただ娼婦としてしか扱われない女達。
そんな中、女が戯れで仕掛けた餌でかかった魚を、罪を抱えた男は逃してしまう。
女は男に惹かれ、濁った水の情念を向けるが、やはり男にとって女は娼婦なのだ。
女は女性を切り裂き、ついに男を釣り上げる。
最後、二人の島は罰から逃げおおせた様に見えるが、閉じた湖が暗い未来を予感させる。

目を背けたくなる汚れや痛みを逃げずに描く。情欲に濁った水と血に汚れた針とが、現代の利器によって単純化されつつある人間の感情を嘲笑うかの様だ。
女性に対して偉ぶり、一方的に搾取し、そのくせ女なくしては生きることのできない幼稚で愚かな男どもを徹底的に描く一方で、監督自身の「女に愛されたい、受け入れられたい」という身勝手な欲望も透いて見えるようで、何とも言いがたい作品ではある。

しかし、美しさと生臭さが同居した独特の世界観は本当にクセになる。湖に釣り船が点々と浮かぶ幻想的な風景に見とれていると、唐突に登場するおっさんのウンコシーン。そしてそのおっさんを湖に引きずり込もうとする管理人の女。ホラー映画か!
予測不能のシュールな感覚は、終盤に向かってさらに加速していく。釣り針を口に突き刺して釣り上げられる男。肥溜めからセックスを覗く女。体を切り落とされながらも泳ぐ魚。

管理人の女を演じるソ・ジョンの演技がとにかく素晴らしい。ある時は人魚のように美しく、またある時は妖女のように禍々しい。怒りと情念を宿らせたあの目つきにただひたすら圧倒される。
ayus

ayusの感想・評価

4.0
叙事的な景色のなかの狂気。
騒々しく話しすぎる男どもや娼婦たちと対比で描かれる、主人公の無言の情念。

釣り針を呑み込んだ男を肥溜めに突き落とし、そのあと釣り上げる描写は吐き気モノ。

一言の台詞もなく紡がれる感情の凄みに引き込まれ、呆然としたまま観終わりました。

なんともいえない後味。クセに…は、ならないか。

このレビューはネタバレを含みます

<美しくも残酷な大人の寓話>

舞台は山あいの湖で、釣り人と訳あり人だけが集うような閉ざされた空間。管理人のヒジンは、そこに生活の全てがあって、この地に縛られているようでもあり、逃亡者のヒョンシクは、自らの罪と絶望を背負ったドン詰まりの状況にある。いわば行き場のない切羽詰まった二人が、傷を舐め合うように強く結びついていく。
二人の愛は不器用で暴力的で痛々しい。孤独な女は愛を知ったがゆえに何としても失うまいと執着し、男は死ぬことも出来ず呪縛からも逃れられない。二人の心の内まで理解できないまでも、やり場のない不安感と孤独感、エゴに満ちた愛が息苦しいまでに伝わってくる。そして不思議なメタファーで描かれるラストシーンだが、二人がどうなったのか、愛の結末は漠としていた。
映画祭で嘔吐や失神する人が出たというほど、残酷な動物虐待描写が頻繁に出てくるので観るには覚悟が必要。そして釣り針による自傷行為など観る側も痛みを感じるほどに過激である。
ただ、他者に、あるいは自分自身に向かうその憎しみや残酷さは、独特の幻想的で詩的な映像の中に描かれ、そこに刹那的で自虐的な痛みとか、キム・ギドク流の愛や優しさとか、どこかピュアな別の感情を含んでいるように思えてくる。この監督の美学とか屈折した感性は掴みどころがない。
後味のいい映画ではないが、露悪的なまでの暴力性に、愛とその痛みと切なさを描いた大人のファンタジーのように思えた。
※映画のあらすじはブログ『偏愛的映画案内』をご覧ください。
べん

べんの感想・評価

2.5
VHSにて。釣り針のシーンとオーヴァーラップしか覚えてないが悪くなかったはず。
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