McQ

銃殺のMcQのレビュー・感想・評価

銃殺(1964年製作の映画)
3.5
「恐怖に打ち勝てない臆病なクズ野郎は死ね!」(と言ってるようなもの?)

『銃殺(1964年)ジョセフ・ロージー』

これはある脱走兵ハンプ二等兵と、彼の弁護人となったハーグリーブス大尉の物語である。脱走兵は問答無用で銃殺刑!、という訳にもいかず一応、軍法会議が行われるのだが、結局のところ〝殺人〟を正当化する為の儀式にしか見えない。

弁護人の熱量に反し、当の本人は危機感薄し。これも自身の〝無実〟を信じての事だろうけど、どうもハンプのニヤケ面が気になってしまう。

第二次世界大戦中、従軍してたというダーク・ボガードはどんな気持ちでこの撮影に臨んだのだろうか。。「召使」に続いて、ダーク氏の株は急上昇!
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