すごかったな。
最後に明かされるストーリー展開とか、とにかく全てが。
内戦とか宗教の違いとか、私はあまりにも知らなすぎて、そこらへんの事情はよくわからなかったけど、この映画みたいな物語以上の物語が世界にはゴロゴロしてるんじゃないかなって思った。
神様の視点って言葉がふと浮かんだんだけど、母とか子とか夫とかそんな風にカテゴライズされたものを超えた目線がないと、人生の渦巻きに翻弄されてしまう。
けれど、神を介さずに、立場に偏った、愛と呼ばれる類のもので書かれた最後の手紙たちは圧巻だった。
そしてただただ切なかった。