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灼熱の魂のペインのレビュー・感想・評価

灼熱の魂(2010年製作の映画)
4.3
今回観返して思ったのはやっぱりポール・トーマス・アンダーソン監督の『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の影響が色濃い作品だということ。

何かのインタビューでヴィルヌーヴ監督がゼロ年代ベスト映画に『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』と『ノーカントリー』を挙げてて常に意識している作品と言っていた。

どおりで本作『灼熱の魂』は音楽もレディオヘッドだし『ゼアウィル~』っぽいショットがいくつもあるしで納得。

サスペンスとしてもラストは開いた口が塞がらないくらいエグくて超一級品なのだが、1カット1カット目が離せないほどに美しいアート映画でもあってやっぱりヴィルヌーヴ監督の最高傑作はこれだなと思いました。

やっぱり1+1=1。
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