湯浅監督のトーク付きイベント版上映を鑑賞。
ストーリーは二の次で、アニメーション、動画の暴力ともいうべき作品だった。
アニメの定石という殻を破って、やりたい事を全てやりつくした感じ。
異次元のカーチェイス、クジラからの長い長い脱出描写など、実写でできない事をやるのがアニメなのだ、と言わんばかり。
正直、ストーリーはあってないようなもので、ついていけなくなるけど、目まぐるしい動きの連続が魅力的。
当の湯浅監督は「話はキチンとあるし、理解されないとは全く思わない」そうで。
こういう強い意志が、作品の独自性に表れてるんだな、と思った。