デンマークのニコラス・ウィンディング・レフン作品と勘違いして鑑賞。
セリフは英語だし、お金はポンドだし、マッツ・ミケルセンは全然出てこない。
何かおかしいと思って、アマプラでオリジナル『プッシャー』を見つけて気付いた。
早く気づかない自分も変だけど、せめて『プッシャーinロンドン』とかタイトルを変えて欲しかったな。
なので、結構途中までハラハラ楽しめた。
改めてオリジナル『プッシャー』を見てから鑑賞すると、まんまなシーンやセリフが多くてビックリ。
オリジナルに比べて、プッシャーたちの生活感がさっぱり洗練されていて、小金持ちな感じでハングリーさが物足りない。
あと、陽キャ、パリピの描写として、やたらディスコやパーティが出てくるのはどうなんだろ?
トニー役は、マッツ・ミケルセンとは似ても似つかない、頼りなさげな人だったな。
可もなく不可もなく、なクライムサスペンス。
この監督さん、『チェイサー』リメイクもやっていて、リメイク請負人みたい。