このレビューはネタバレを含みます
ジョーズのパロディ的な立ち位置らしい。クソ映画というほどでもないが、そこまでクオリティが高いわけではない。グリズリーそのものはよくできていたが、展開が単調で「キャンプ場で遊んでいるといきなりグリズリーが現れて殺される」という襲撃シーンが多い。流石にこんなでかいのいたら足音とかで多少は勘付くやろ、というような状況(場合によっては目の前から現れる)でもジョーズよろしく不意打ち気味に出てくるのが若干苦しい。ストーリーも特筆すべき箇所はない。
ただグリズリー目線のカメラワークなどを駆使して序盤は全体を映さないようにしていたりと随所に工夫が見られたのは良かった。その辺もジョーズのオマージュかもしれない。あとラストはジョージと同じく爆発して終わるのもB級らしく好き。