まー

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコルのまーのレビュー・感想・評価

4.4
もうこれでもか!ってくらいにスパイアクションを堪能させてくれる作品。
スパイといったらやはり高性能スパイグッズ。
今作でもコンタクトタイプのコンピューターやカメラ。最大の見せ場で使うマジックハンドなどもうワクワクが止まらない。
その使い方もまた絶妙でカッコ良いからたまらなく憧れてしまう。
けど絶対あのビルの外壁を伝って130階まで単身で行けって言われても絶対行かないし行けない。
╭( ・ㅂ・)و ̑̑
今作の最大の魅力は味方のキャラが凄く立っていること。これは前作の反省を活かしたからなのか、非常に物語に深みを持たせている。
特にブラントの伏線は最後そうだったのか!と唸らせるほど興奮したし胸が熱くなった。
ただ唯一残念なのがまた悪役に魅力を全く感じない事。
ドバイのラストでマスクをドヤ顔で脱ぐシーンは初見の時「こいつ誰だ?」ってなったくらい薄い。おまけにあんな年寄りがあんな早く走り回れる訳ないだろ!って突っ込みたくなる。
唯一サビーヌ・モロー役のレア・セドゥは光ってたと思うが呆気なく・・・。

とにかくシリーズ特有のジェットコースター感覚で進むストーリーと最後の伏線の結びつけ方が秀逸で観終わった後になんとも言えない気持ちにさせてくれる。

やっぱりスパイシリーズの中ではダントツに好きなシリーズだと改めて感じさせられる。
まー

まー