映像:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
音楽:⭐️⭐️⭐️⭐️
ストーリー:⭐️⭐️⭐️⭐️
泣ける:⭐️⭐️
笑える:⭐️⭐️⭐️
怖い:
ためになる:
助演男優賞はぜひわんこに。
【あらすじ】
映画は、3時点の主人公オリヴァーを並行して進む。
1つは、不在がちな父ハルと変わり者の母ジョージアに育てられた、少年時代のオリヴァー。
1つは、ジョージアの死後、ゲイであることをカミングアウトした父ハルと暮らす、青年時代のオリヴァー。
1つは、ハルの死後、パーティで出会ったアナと運命的な恋をする、現在のオリヴァー。
オリヴァーの父に対する思いの変化、人を好きになることに対する態度の変化を描く。
【感想】
俳優陣(犬含む)の演技に引き込まれる!
特に、ハルを演じたクリストファー・プラマーは素晴らしく、いくつもの助演男優賞を受賞している。なんと、老齢の男性かつ一人息子の父親かつ陽気なゲイかつ悲壮感漂う末期ガン患者という複雑な役を演じ切っているのです。
(犬のアーサーも、とても良い味だしてた)
それと、物語の進み方が独特!
過去から現在の一本線で進む形ではなくて、3時点を行ったり来たりしながら、時にその時に起きた歴史的な出来事や時代背景(その時代の大統領とか)も交えながら進んで行く。
オリヴァーの心の闇?の謎を解き明かすような感覚になれるので、ひょっとすると冗長にもなり兼ねないアナとの恋愛模様も、飽きずに観れる。
(犬のアーサーが、一部ナレーションをするあたりも好き)
メッセージも素敵でした。
こういうテイストの映画好きだな〜!