映像:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
音楽:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
ストーリー:⭐️⭐️⭐️⭐️
泣ける:⭐️⭐️
笑える:
怖い:⭐️
ためになる:⭐️⭐️
凄い作品でした…！！！
主演男優賞と脚色賞を受賞したことに大いに納得です！！！
まずは主演男優賞について…
今回、アンソニー・ホプキンスは認知症の兆候が見え始めた高齢男性"アンソニー"を演じています。
ヘルパーを雇ってくれた実の娘に対して、「自分はボケていないのに、余計なことをするんじゃないよ」と苛立つアンソニー。
とは言え、段々と自分の記憶があやふさになっていっていることは自覚しています。
そして「自分は(娘の言う通り)本当に認知症なのかもしれない」という戸惑いと不安を感じるようになるのです。
アンソニー・ホプキンスは、まるで"アンソニー"当人のように、この微妙な感情の揺れ動きを表現していました。それがあまりにリアルで、特に中盤以降、画面に目が釘付けになりました。
そして脚色賞について…
話の大筋は分かるものの、話の中盤までは上手く詳細が掴めません。
なんとなくストーリーラインは分かるけど、さっき自分が見ていたものや、登場人物が言っていたことと齟齬があるから混乱する…そんな感情です。
ネタバレになるのでここには書きませんが、話の終盤(勘の良い人ならもっと早い段階)で、この脚本の意図に気づき、この映画で何が起こっていたのかが一気に理解できます。
私はわかった瞬間、鳥肌が立ちました…！
観終わったそのままの勢いで書いたので、若干取り止めのない感想になってしまいました😂
年明け、また観たいです。
