『ぼくの伯父さん』シリーズのジャック・タチ監督が生前に執筆した脚本を元に、シルヴァン・ショメが映画化したアニメーション。
絵画のような独特の世界観とノスタルジックな音楽で切なくて心温まる素敵な作品です。
舞台は1950年代のパリ。落ちぶれた老手品師のタチシェフは劇場やバーを転々としながら日銭を稼いで暮らしているが、つてを頼りスコットランドの寒村での仕事を得る。そこでタチシェフの手品を見て“魔法使い”と慕う少女アリスと出会い、勝手についてきてしまった彼女としばし行動を共にし、生き別れた娘の面影を重ねるタチシェフ。そして二人はそれぞれの道へ・・
ジャック・タチの映画同様、ほぼセリフ無しのアニメで、タチシェフの姿はジャック・タチそのもの^^ ほっこりします。
脚本はジャック・タチの娘ソフィー・タチシェフが発見したそうですが、少女アリスのような方だったんでしょうか。
（Netflix）
