RyoIkeda

カラマリ・ユニオンのRyoIkedaのレビュー・感想・評価

カラマリ・ユニオン(1985年製作の映画)
3.0

労働者階級の15人組が理想郷エイラを目指して街を脱出する。
名前は全員 フランク。これぞカウリスマキ・ワールド。

できるだけ削ぎ落とされたセリフや表情はもはやアキ映画の代名詞でしょう。
ストーリーも平坦ですが、どこか憎めない15人のフランクたち。
前作『罪と罰』よりも軽やかな仕上がり、本当にのびのびと、自由に撮った作品なのだと感じました。

モノクロ映像。綺麗です。
光の美しさを存分に引き出しています。
ユニオン一同がカッコよかったのも、これのお陰かもしれない。
RyoIkeda

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